様々な上達法の中でも特に効果の高い少年サッカー上達法とは
サッカーの上達方法には年齢による違いやがあります。ある程度のレベルに達してしまうと個人差が大きくなり大勢の人数を教えていくのは非常に苦労も大きくなってきますが、少年サッカーであれば上達の方法はある程度限られてきます。もちろん、個人差が全くないわけではありません。しかし少年期の個人差はあまり大きいものではないため、大枠の方向性さえ間違わなければ少年たちはみんな揃ってみるみるうちに上達していくのです。
大切なポイントはいくつかありますが、今回はその中でも一番大きい楽しませ方について説明したいと思います。
人は何歳であろうとも自分の興味のあることには大きな好奇心が働き、好奇心が働けば吸収力も格段に大きくなっていきます。年齢を重ねていけば重ねていくほど理性や忍耐力がしっかりとしてくるので、好奇心の少ないものでも吸収していくことが可能です。しかし、まだ未熟な子供の場合は特にこの好奇心による吸収力の変化が大きくなりがちです。
子供たちにサッカーを教えていると色々なタイプの子供が目に付くと思います。それぞれの個性は大切にしていく必要がありますが、子供たちを大きく分けるとすると以下の2つのタイプに分けることができます。
一つのタイプは自律的にサッカーを楽しんでいるタイプの子供たちです。サッカーが好きでサッカーをしているタイプ。このタイプの子供たちにはモチベーションという点については特に気を配る必要はありません。技術の練習も実際のゲームも、ゲームが上達するためであるということさえ伝えていけばぐんぐんと技術、体力共に上達していきます。時を見てゲームをしたり、サッカーで成功している人の話を聞かせてあげればさらなる上達も見込まれるでしょう。上達が早く、早い段階から主戦力になるのもこのタイプの選手が多いでしょう。
もう一つのタイプはサッカーの練習に来ている動機が他律的なタイプです。友達が来ているから来ているタイプや親や周囲に勧められて来ているタイプの子供たちです。このタイプの子供たちには積極的に話しかけるようにしましょう。コミュニケーションさえ取れれば自然とサッカーに対しても自分から進んで取り組むようになってきます。時間がかかるかもしれませんが、このタイプの子供たちに積極性が生まれれば元々自律的に取り組んでいる子供たちは更に積極的にサッカーに取り組むようになります。相乗効果で良いサイクルが生まれれば、あとは放おっておいても全体のレベルが向上していくのです。
この良いサイクルが生まれれば後は技術の指導も体力の指導も、間違った方向にさえ提示しなければ自然とお互いの間で向上するようになるでしょう。ぜひこの良いサイクルを生み出し、全体の技術向上に役立てて行ってください。