パスの上達に欠かせないサッカーの練習方法
サッカーの練習の中でもパスの技術を向上させるための練習は、シュートやドリブルに比べ多くの能力が必要な練習です。シュートやドリブルの場合想定するのは相手チームの選手です。しかし、パスの場合は空いてのチームの選手に加え、味方のチームの選手も強く意識しておく必要があります。正確に望んだところにボールを届けることを大前提に、ボールを受け取る味方選手の癖や特徴、相手チームの動きや速度、グラウンドの状態やボールの挙動、天候や風向きなども考える必要が出てくる場合もあります。
正確なパスの練習にはまず、狙ったところにボールを落とす練習を重ねることになるでしょう。当たり前の話のようですが、この先には更にパスを受ける相手のことを考えるという練習も必要になってきます。狙ったところにボールを落とす練習はとにかく何度も自分で蹴ってみる事です。シュートやドリブルの場合一流プレイヤーのテクニックなどを参考にして結果がどうであれ即座に真似ることができますが、パスの場合一流プレイヤーのテクニックを盗んでも実際に自分のプレイに取り込むには非常に時間がかかります。パスの場合は見て学ぶよりも実際に何度も繰り返し練習をすることが特に重要になってくるのです。
ある程度正確に目標地点にボールを運ぶことができるようになったら、今度はそのバリエーションを増やします。右から落とすのか左から落とすのか、上から落とすのか下から転がすのか、何度かバウンドして回転が弱くなったボールを届けるのか回転を保った状態で届けるのか、そのバリエーションは数限りなくあります。
最初から高いレベルを目標とすることは厳しいかもしれませんが、目標より高い到達点に達することは稀です。無謀な挑戦でも続けることが重要であることを頭に置き、絶え間なく練習を続けていくことを心がけましょう。
ポジションがどこであれパスの正確性は選手の信頼度に比例します。正確なパスを出せるプレイヤーはチームにとっても非常に重要なプレイヤーであり、中心的な役割を担うこととなります。中心になればなるほど相手チームからの当たりも強くなってきますから、ボディーバランスの向上も非常に重要になってきます。あなたが正確で相手のことを考えたパスを出せるプレイヤーであれば、ゲーム中に限らずチームがどんな状況に陥っても全員があなたを中心に動くようになるでしょう。